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API連携で機械翻訳をもっと活用しよう 川村インターナショナルの翻訳ブログ

業務効率化のカギ!API連携で機械翻訳をもっと活用しよう

普段使っているツールやシステムに機械翻訳を連携できたら便利なのになあ、と思ったことはありませんか?

当社が提供している機械翻訳エンジン「みんなの自動翻訳@KI(商用版)」では、「API連携」という機能を使用することで、さまざまなアプリケーションに機械翻訳を組み込むことができます。普段使用しているツールでも簡単に機械翻訳を利用できるようになるため、業務効率化やコストカットなど、大きな効果が期待できます。

今回はAPI連携のメリットや期待できる効果について、操作画面のデモ動画をご覧いただきながらご説明します。

目次[非表示]

  1. 1.API連携とは
  2. 2.「みんなの自動翻訳@KI(商用版)」でのAPI連携の活用例
    1. 2.1.活用例① Officeソフトウェアとの連携
    2. 2.2.活用例② ビジネスチャットとの連携
    3. 2.3.活用例③ 翻訳支援ツールとの連携
  3. 3.セキュリティの重要性
  4. 4.まとめ
  5. 5.川村インターナショナルの翻訳サービス

API連携とは

APIとは「Application Programming Interface(アプリケーション・プログラミング・インターフェイス)」の略語であり、あるソフトウェアやアプリケーションの一部の機能を別のソフトウェアやアプリケーションで利用できるようにするために両者を「つなぐ」仕組みのことです。このAPIを利用して複数のソフトウェアやアプリケーションを連携させることを、一般に「API連携」と呼んでいます。

たとえば、自社のWebサイトに地図を掲載する場合、単なる画像ではいずれ情報が古くなってしまう可能性があります。ここでGoogleマップとのAPI連携を行うと、Googleマップの最新の地図を常に掲載することが可能となります。

現在、多くの企業がさまざまなAPIを提供しており、自社のプログラムを別の企業のプログラムと連携させた新しいサービスを生み出す動きが広がっています。すでにある技術を企業の垣根を超えて活用することができるため、今までにない価値を迅速に実現することも可能になります。


「みんなの自動翻訳@KI(商用版)」でのAPI連携の活用例

それでは、「みんなの自動翻訳@KI(商用版)」でのAPI連携の具体的な活用例と、期待できる効果についてご説明していきます。多様なビジネスシーンでAPIが効果を発揮します。

活用例① Officeソフトウェアとの連携

Microsoft Officeに「みんなの自動翻訳@KI(商用版)」を連携させ、Officeソフトウェアのプラグイン*として利用します。Word/Excel/PowerPoint/Outlookの画面を見ながら、任意の文章を機械翻訳することができます。

ソフトウェアに機能を追加し拡張するための小規模なプログラムのこと。


効果

Officeソフトウェアと連携すると、最終的に使用するファイル形式のまま翻訳ができるため、翻訳作業と同時に書類の体裁も整えられ、効率的です。普段の業務で使い慣れた機能を活用でき、さらに、実際のレイアウトを見ながら翻訳できるため、翻訳作業そのもののスピードアップにもつながります。

活用例② ビジネスチャットとの連携

TeamsやSlackなどのビジネスチャットアプリに「みんなの自動翻訳@KI(商用版)」を連携させます。ご自身の投稿内容を任意の言語に翻訳する「翻訳Bot」を利用できます。

効果

海外とのやり取りが頻繁に発生する会社や部門の皆さんには、とても便利な機能です。母国語が異なるメンバーともリアルタイムでやり取りでき、コミュニケーションを円滑化できます。さらに、従来の翻訳や通訳に要していた時間とコストを大幅に抑えることができます。

活用例③ 翻訳支援ツールとの連携

各種翻訳支援ツール(CATツール)* に「みんなの自動翻訳@KI(商用版)」を連携させ、プラグインとして利用します。この連携により、以下のように翻訳作業を進められます。

  • 翻訳メモリに登録されている訳文と機械翻訳の出力結果を比較してより良い訳文を選択する
  • 機械翻訳の出力結果そのものを加筆・修正(エディット)する

翻訳作業の効率化を手助けするツール:Trados Studio、memoQ、Phrase TMS(旧Memsource)など

効果

従来の翻訳メモリと機械翻訳を組み合わせて活用することで、すべてを一から人が翻訳するのに比べて、作業効率を大幅に上げることができます。機械翻訳の出力結果をポストエディット(加筆・修正などの編集作業)することで、翻訳作業の効率化が図れます。

なお、「みんなの自動翻訳@KI」には、翻訳を専業とされている個人ユーザー向けの「みんなの自動翻訳@KI(個人版)」もございます。商用版と同じ機能を使えて、個人ユーザー向けにお求めやすい価格設定になっています。

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セキュリティの重要性

API連携を検討する場合、セキュリティは重要な要件です。APIを連携する双方のサービスについて、セキュリティ対策を十分に考慮する必要があります。

「みんなの自動翻訳@KI(商用版)」のセキュリティは、ビジネスで利用するために最適化されています。入力する原文と出力される訳文の送受信には暗号化通信を使用しているため、データが漏洩することはありません。送信した情報はシステムには保存されず、翻訳以外の目的で利用されることもありません

さらに、「みんなの自動翻訳@KI(商用版)」が稼働するサーバーの場所(すなわち、データセンター)は日本国内に限定されており、データが日本国外に出ていくことがないため、安心してお使いいただけます。また、弊社はISMSクラウドセキュリティに関する国際標準規格「ISO 27017」の認証*を取得しております。

クラウドサービスにおいての情報セキュリティに関する第三者認証です。

      

まとめ

今回ご紹介した活用事例の他にも、自社開発ツールやWebサイトなどに「みんなの自動翻訳@KI(商用版)」を連携させることもできます。「みんなの自動翻訳@KI(商用版)」はAPIを活用して多様な場面でお使いいただける、とても便利なサービスです。2週間無料トライアルもございますのでぜひお試しください。

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川村インターナショナルの翻訳サービス

川村インターナショナルでは、「自社に最適な機械翻訳エンジンがわからない!」というお悩みにお応えします。本記事でご紹介した「みんなの自動翻訳@KI(商用版)」のほか、さまざまな機械翻訳ソリューションを多く揃えており、セキュリティ要件、目的、分野、想定ユーザー層の要件に応じた幅広いご提案が可能です。

機械翻訳の活用をご検討されている方は、ぜひお気軽に資料請求ください。

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