ヘブライ語はイスラエルの人口の約８割を占めるユダヤ人が話す公用語です。旧約聖書の原典が古代ヘブライ語で記されているようにヘブライ語は非常に古い言語ですが、話し言葉としてのヘブライ語は長い間途絶えていました。19世紀後半に世界各地に散らばったユダヤ人がイスラエルに集まるようになり、ヘブライ語も復活します。

イスラエルでは書籍もほとんどがヘブライ語で書かれ、公共交通機関の表示もヘブライ語のため、アラビア語を話すアラブ人も多くがヘブライ語を理解できるといわれています。

ヘブライ語はヘブライ文字、アラビア語はアラビア文字を使いますが、もともと同系の言語ということもあり、右から左に文字を書くという点や、文法や語彙でも共通点が多くあります。

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