対応分野は?対応言語は?川村インターナショナルの翻訳サービス
初めて翻訳会社に翻訳の相談や見積もりを依頼される場合、どのような情報を提供すればいいのか、よく分からないという方が多いと思います。そもそも、翻訳とはどのような工程を経て仕上がるのか、どのような文書やデータが翻訳対象となるのか、あまり認知されていないかもしれません。翻訳会社の立場からしても、翻訳業界はそれほどニッチな市場であると感じられます。
今回は第一弾として、翻訳のお問い合わせをいただく際の代表的な事例を挙げて、川村インターナショナルの翻訳サービスについてご紹介します。
目次[非表示]
Officeソフトで作成された文書(Word/PowerPoint/Excel/PDF)を翻訳したい
もっともよくあるケースだと思います。Word、PowerPoint、Excelの場合、原文に翻訳を上書きして、なおかつレイアウトの調整(DTP作業)も行います。原文の体裁通りに翻訳物を仕上げることが可能です。
デザイン系のソフトウェア(InDesign、Illustratorなど)で作成されたPDFの場合、ソースデータ(拡張子が.inddや.ai)を支給いただければ、それらのデータに訳文を上書き、DTP作業をして納品いたします。ソースデータが無く、PDFのみの場合でもWordやPowerPointで仕上げられますのでご相談ください。
なお、いずれの場合もDTP作業が伴う場合は、翻訳費用に加えてDTP費用が発生します。これはどの翻訳会社でも同じです。
レイアウト作業については、関連記事「翻訳を効率的に行う秘訣~レイアウト調整費編~」で詳しくご紹介しています。気になる方はぜひご一読ください。 |
映像の音声を翻訳したい、さらに翻訳したテキストを字幕として映像に組み込みたい
音声の翻訳もよくあるお問い合わせです。海外に拠点を置く本社CEOから日本法人のスタッフに宛てたビデオレター、医療機器の取扱い説明の動画、シンポジウムの講演者の発表内容など、事例は色々あります。
この場合、まず音声をテキスト化(文字起こし)して、起こしたテキストを基に翻訳を行います。ファイル形式はWordもしくはExcelで、左側に原文/右側に訳文を併記する対訳表の体裁が一般的です。
さらに字幕作成まで行う場合、元の映像ファイルに翻訳したテキストを入れ込みます。MP4やMOVをはじめ、主要なファイル形式にはおおむね問題なく対応できます。最近ではSRTファイル形式で納品するケースも多くなってきました。
英語以外ではどんな言語に対応できるの?
40以上の言語に対応しています。世界の各地域にパートナーがいるのが川村インターナショナルの強みのひとつです。以下は代表的な対応言語の一覧です。
地域 |
言語 |
東南アジア言語 |
|
その他アジア言語 |
|
南北アメリカ言語 |
|
西ヨーロッパ言語 |
|
北ヨーロッパ言語 |
ノルウェー語、スウェーデン語、デンマーク語、 フィンランド語 |
東ヨーロッパ言語 |
ロシア語、チェコ語、スロバキア語、スロベニア語、 ブルガリア語、ポーランド語、ハンガリー語、 ルーマニア語、ラトビア語、セルビア語、エストニア語、 リトアニア語、クロアチア語 |
ここに記載されていない言語の場合でも、まずはお気軽にご相談ください。希少言語の場合は対応できる作業者が限られますので、原稿の内容やボリュームによっては、納期までにやや長めのお時間をいただく可能性があります。
なお、翻訳する言語の方向に関しては、日本語⇔各言語はもとより、英語⇔各言語にも対応可能です。日本語を介す場合よりも、英語⇔各言語の方が費用・納期ともに抑えられる傾向にあります。
ホームページやマニュアルなどの多言語化の場合、最初に英語版を確定させて、英語版を基準に各国語に翻訳するケースも多いです。
どんな分野に対応してもらえるの?
どんな分野でもお任せください。技術系から一般ビジネスまで、幅広い分野とドキュメントの翻訳のお手伝いをしています。元々、自衛隊の航空機マニュアルの翻訳を手掛けていたこともあり、機械やIT関連のマニュアルや仕様書などの実績は豊富です。
医療・医薬・ライフサイエンス系、いわゆるメディカル系の翻訳も得意です。メディカル専門の制作チームが専門性の高い医薬・医療機器関連のお客様のニーズにお応えしています。
また、トップメッセージやプレスリリースなど、表現力が求められる対外的なビジネス文書の翻訳もお客様から好評を得ています。特定の分野に特化して対応している翻訳会社もありますが、川村インターナショナルはどの分野にも柔軟に対応できる体制とリソースを持っているのが強みです。
分野 |
ドキュメントの一例 |
IT・ソフトウェア |
ユーザーインターフェース(UI)、オンラインヘルプ、トレーニングマテリアル、 テスティング、サービスマニュアル、仕様書/その他技術者向け資料 |
機械・電子部品 |
取扱説明書、ユーザーマニュアル、サービスマニュアル、作業指示書、 技術論文、製品仕様書、データシート、ホワイトペーパー、カタログ |
プロトコール、IB、CSR、同意説明文書、審査報告書、照会事項 信頼性調査文書、CIOMS、SOP、各種試験レポート、投稿用論文 |
|
特許・知的財産 |
明細書、公報、拒絶理由通知書、意見書、手続補正書、IDS(情報開示陳述書) |
法務・IR・金融 |
契約書、訴訟関連文書、プレスリリース、決算書類、IR関連文書 |
一般ビジネス |
プレゼン資料、議事録、トップメッセージ、会社案内、広報関連文書 |
まとめ
川村インターナショナルがどんな翻訳会社なのか、お分かりいただけたでしょうか。
こんな依頼を受けてくれるのだろうか?そもそもどうやって依頼したらいいのだろう?こんな疑問をお持ちの皆さん、まずはお気軽にお問い合わせください。きっと解決策が見つかるはずです。皆さんのお問い合わせをお待ちしております。
次回は機械翻訳とそれを利用したサービスをご紹介します 。
川村インターナショナルの翻訳サービス
川村インターナショナルでは翻訳に付随する様々なサービスに対応しています。
お客様の大切な資産であるデータをより価値のあるものに変換し、生産性の向上を目指します。
今あるデータをよりよく整えておくことで、今後の翻訳作業の品質の向上、コストカット、納期短縮と備えていただけるかもしれません。
以下のお問い合わせ・お見積もりフォームから、ぜひお気軽にご相談ください。
関連記事