memoQ Training Tokyo 2018が開催されました!
去る4月9日(月)と10日(火)の2日間、弊社神楽坂オフィスにてmemoQ Training Tokyo 2018 が開催されました。1日目は、翻訳者様向け、2日目はプロジェクト管理者様向けで、いずれも10:00~17:00までびっちり1 日間の応用編トレーニングコースです。
毎年、秋頃に開催されるmemoQ Dayは、導入検討段階の方を対象としている内容も含まれており、規模も大きいため、memoQの概要、特長、一般的な使い方を知るには良いセミナーです。
今回は実際にmemoQ のさまざまな機能を使って翻訳したり、プロジェクトを作成したりと、とても実践的。受講者皆さんは既にmemoQを利用していて、「より便利な使い方を知りたい」、「普段使っていてわからないことを解決したい!」と真剣そのものです。
トレーニングはテンポ良く進みます。これは、トレーニングの構成が明確であること、講師のAngelika Zerfassさん(プロフェッショナルトレーナー)がとてもわかりやすくお話してくださること、そしてKilgray Translation Technologies社の三浦さんが絶妙なタイミングで受講者をサポートしてくださるおかげです。10名ちょっとという人数もちょうど良かったと思います。
デフォルト設定のまま? もったいない!!!!
弊社からは、2日目のプロジェクト管理者向けのコースに参加しました。memoQの様々な機能を使用して、翻訳プロジェクトのプロセスを自動化する方法や、複雑な翻訳用文書の処理方法、QA(品質管理)チェックの方法などを実際にサーバに接続した状態で学ぶことができました。
<トレーニング内容>
・memoQ serverの使用
・サーバープロジェクトの作成
・マスターTM、作業用TMの設定
・翻訳用文書を翻訳者/レビューワーに割り当てる(シングルユーザ/グループ割り当て)
・翻訳作業量の解析やプロジェクトの進捗管理
・複雑な翻訳文書から翻訳箇所をインポートする方法
・ファイルフォーマットごとの設定(MS Office形式、多言語形式エクセルファイル、XMLなど)
・QA チェック
・QAチェッカーの設定変更
・正規表現を使用しての文字列の置き換えとチェック
・プロジェクトテンプレートの使用による自動化
・既存の設定を活用してプロジェクトテンプレートを作成する
・自動処理をテンプレートで登録する
・ウェブベース用語管理システム QTerm のご紹介
弊社では既に、複数の翻訳者様、レビュアー様が参加する翻訳プロジェクトを、memoQ serverを使用して進めています。特に品質管理や進行管理の点でmemoQが使いやすいと感じているからです。
そのため、トレーニングでは、知っている/使っているという機能ももちろんありましたが、
「ん?こんなに便利な機能があったんだ」、
「この設定をしておけばあの問題は解決するかも」
というヒントをたくさん得ることができました。
プロジェクトの設定については、本当に細かなことまで想定されていて、デフォルトのままにしておくのは本もったいない、と感じました。
memoQの進化から目が離せません!
今回のトレーニングの内容には含まれていませんが、memoQ では カスタマーポータルの設定ができるようになっています。これは翻訳会社がお客様と直接翻訳の受注・発注のやり取りができるプラットフォームです。
お客様が翻訳したい文書をアップロードすると、見積が自動でかえってきて、発注!となれば、自動で翻訳プロジェクトのフローが開始され、やがて納品される、というイメージです。この機能は、2017年の初め頃登場していますが、日々進化しています。翻訳会社への発注作業になかなか時間を割けない、、、、、というお客樣にもぜひ試して頂きたいと思います。
複数あるCATツールのなかから、memoQ を選ぶ理由の1つとして、ユーザのフィードバックやニーズをきめ細やかに拾ってくれ、それがツールの改善に反映されている、という点を挙げることができます。
技術の進歩もさることながら、こうした製品開発姿勢は、変化の激しい翻訳の現場でとても頼もしく感じられます。ユーザとの距離が近く、相談しやすいのも良い点です。
★KIを通じての購入特典★
最後に、memoQ translator pro導入をご検討のエンドクライアントの皆樣、翻訳者の皆様への朗報です。
川村インターナショナルを通じてご購入いただくと、購入価格のディスカウント(15%)があります。
下記にある、memoQのロゴをクリックして、購入ページに移動してください。
購入時に、クーポンコード「CAM-Kawamura30-YM」を入力してください。
購入お申し込みは↓↓↓こちら↓↓↓
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